昨晩は北西の風が吹き荒れ、海からはものすごい風の音がしていました。(20)
しかし、一夜明けて朝には驚くほどの回復し、すこし風波っぽいものは残っているものの、
静かな海になっていました。(80)
そんな中、本日はサンビラにワイドを持って潜ってきました。
(かっこ内は、今日の僕のテンションの数値を表しています^-^¥)
実は、最初にサンビラに行くって聞いた時には、急いで家に帰ってマクロにチェンジしようか、
悩んでいましたが、撮るものが無ければ「調査だけでも良いか・・・」なんて、自分を説得し、
そのままワイドで行く事に。(15)
それで、ポイントに到着して海面を見てみると、さらにテンションダウン・・・・。
昨晩の荒天のせいで、船上から見る水は濁って見えました。
この頃までは、「う~~ やっぱりマクロにしておけば良かったかな・・・」なんて思いつつも
だんだんテンションが下がってくるのが分かりました。(10・・・)
しかし、いざ潜行してみると、水底付近では透視度15メートル(浮遊物有り)・水温22℃と、
なかなか快適な感じでした。少しテンションUP!!(30)
「ソフトコーラルの方で、クロホシイシモチでも撮ろう!」っと思って、砂地の方に行きました。
そしたら、ソフトコーラルの群生地のすぐ横の岩にはシンデレラウミウシが
いたので、とりあえず撮ってみる事に^^;(35)
最初は「小さいか・・・・」と思ったのですが、いざ撮ってみると綺麗な色が
目立って、なかなか良い被写体になってくれました。 (40)
それから、砂地に降りて「ハゼでもチェックしに行こう」なんて軽い気持で砂地へ。
すると、相変わらず多くのクサハゼ・カスリハゼ やイトヒキハゼ等が
出迎えてくれたので、分かっちゃいるけど撮りまくりました・・・・。
案の定・・・良い感じで移るわけも無いのですが・・・・
以外と生息してる雰囲気が移ったので、少しテンションはUPしましたよ^^(50)
それから、少しゴロタのほうに目をやると、串本ではあまり数が多くない
クラカケベラが泳いでいました。(55)
このベラは、住崎方面の砂地でも見られるのですが、分かりやすい模様で
結構記憶に残るベラです。そして、上がってきてから調べてみると、とっても面白そうな話を
見つけました。どうも、このクラカケベラという魚は、自分の決まった寝床を作るようで、
他の日本を合わせた世界のベラの仲間には見られない行動だそうです。
「へぇ~それは面白い!」 ぜひ、今度追いかけて自分の目で見てみようと思います。
そんなクラカケベラにさようならして、ふと岩陰に目をやると、普通のミノカサゴがいました。
串本では結構珍しく、僕も何度か見たことはあるのですが、ちゃんと写真を撮っていない
魚の一つでした。
しかも、ゆっくりとアプローチして行くとカメラを嫌がって、ゆっくり逃げていたのですが、
しばらくするとふわりと浮き始めました。
「ふわふわふわふわ」
と浮いていきました。
それから僕のテンションは一気に上昇!(99!)
何十枚撮った事でしょう? 気が付いたら15分くらい撮っていました^^;
そして、そろそろ帰ろうと思いゆっくり泳ぎだすと、少し離れた場所にツバクロエイの形が
砂に浮かび上がっていました。
「おお! これはっ!」
と、近づいてみると横幅1,1メートル位ある大きな子でした。(101)
「もわっ!」っと、ゆっくり泳ぎだしたので後を追って撮りまくりました。
途中、スピードアップされたり、ツバクロエイ必殺の砂煙攻撃などが見られ、
とても楽しい時間でした ^-^¥(120)
(ツバクロエイは逃げる時、自分のヒレに砂を引っ掛けて煙幕にします)
そして、しばらく一緒に泳いだ後、アンカーの所でオオモンイザリウオを撮影。
色・模様はなんと言って表現したらいいのか分かりませんが、久しぶりに
立派な子に会えました。 (100)
そして、自分がワイドのカメラで行った事を褒めながら^^; エキジット!
59分のダイビングでした。
「今度から・・・思ったのと違うレンズを付けていこうかな・・・?」
と、考えてしまうのでありました ^-^;